株式会社山路建設
東京都練馬区中村1-10-20
0120-970-039受付時間:平日 9:00~18:00

Columnコラム

屋根防水 その重要性とメンテナンス

「屋根の防水」と言われても、日頃目につきにくい部分であるため、
そんなに重要?と感じることもあるかもしれません。
そこで、今回は防水の重要性とメンテナンスを行う目安などをご紹介いたします。

<屋根防水の重要性>

屋根(屋上)の定期的な防水工事が必要な理由


それは、建物を雨水や湿気から守り、耐久性を維持するためです。


紫外線や風雨、温度変化などの影響を日々受けているため、


時間の経過とともに劣化が進みます。


特に、屋根(他にも、ベランダ、バルコニー等)は外部に露出している部分ため、


直接的な影響を受けやすい箇所です。


劣化が進むと、雨漏りや構造的なダメージが発生するリスクが高まります。


一度でも防水が切れると、雨漏りやカビの発生、さらには構造部分の劣化に繋がり、


修繕費が大きくなることもあります。


そのため、定期的なメンテナンスはもちろん、防水処理の種類によっては耐用年数が異なるため、


それに合わせた点検や施工が必要です。


 


また、ビルやマンションは傾きがある屋根と異なり、


平らなビルの屋上(陸屋根)では雨が溜まりやすい構造となっています。


ドレンという排水口の他に、防水層という層が作られビルの内部に水が浸入するのを防いでいます。

建物に雨水が浸水してしまうと構造部分である鉄筋や木材の腐食につながります。


また屋上部分には高圧受変電設備や室外機、排気ダクト等様々な設備も設置されていることが多く、


雨水が適切に排水されないと設備の故障にもつながる可能性があります。

雨漏りや漏水は様々な被害につながることから、屋上防水は建物全体の劣化を防いでいるとも言えます。

<メンテナンスは?>

屋根の防水メンテナンス
屋根は雨水や風に最もさらされる部分であるため、定期的な点検とメンテナンスが不可欠です。

まずは、屋根の定期的に掃除を行うことで、雨水がスムーズに排水され、
屋根の防水材の劣化を防ぐことができます。

次に、屋根の防水材にひび割れや破損が見つかったら、早急に修理を行いましょう。
ひび割れを放置すると、水が浸入し、屋根の下地を傷めてしまう可能性があります。
そのうえで、以下の点に注目してみてください。

〇定期的な点検
防水層は外部から見えない部分に隠れていることが多いため、
気付かないうちに劣化が進んでいることがあります。
定期的な点検を行うことで、ひび割れや剥がれ、漏水などの初期段階での対応が可能となります。
特に、雨漏りなどのトラブルが発生してからでは、修繕に大きな費用がかかることもあるため、
ぜひ点検を欠かさずに行われることをお勧めします。

〇メンテナンスのタイミングを逃さない
防水工事の耐用年数は工法や素材によって異なりますが、
一般的には10〜20年に一度は再施工が必要と言われています。
放置していると防水層が完全に劣化し、内部に水が浸入してしまうリスクが高まりますので、
耐用年数に近づいたら早めの対応が肝心です。

〇早めの部分補修でコストを抑える
防水層に問題が見つかった場合は、早めに部分補修を行うことで、コストを大幅に削減できます。
大規模な再施工が必要になる前に、ひび割れや剥がれの補修を行っておけば、
防水機能を維持し続けることが可能です。
まとめ
住宅における防水は、建物を守るために非常に重要です。
特に屋根など、水にさらされやすい部分では、定期的なチェックが欠かせません。
建物の寿命を延ばし、結果、修繕費用の削減にもつながります。
防水は見えない部分だからこそ、しっかりとケアしてあげることが大切です。
しかし、自分で点検や修繕を行うのは、不安があるかもしれません。防
水工事の専門家に相談することをおすすめします。

もし気になるところがあれば、お気軽に山路建設にご相談ください!