株式会社山路建設
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Columnコラム

洗浄作業って何をするの?

洗浄作業とは、その名の通り「汚れを落とす」作業です。
これは外壁塗装を行う前に必ず行います。
ちなみに、外壁塗装工事では基本高圧洗浄といって、水に圧力をかけて外壁を洗い流し、外壁と屋根の隅々まで汚れを落としていきます。
塗装を行うだけなのに、なぜこの作業が必要なのか?と思ったことはありませんか。
今回は、洗浄作業の目的や必要性についてご紹介いたします。

なぜ洗浄作業を行うのか?

外壁洗浄の必要性といっても、「ただ汚れを落とすためじゃないの?」と思われるのではないでしょうか。


 


では、なぜ洗浄作業が必要なのか?


理由は主に3つ挙げられます。


 


1つ目は、美観の維持です。


日本では、明るい印象や清潔感を与えることから、白やベージュなどの外壁の建物が人気となっています。


しかし、こうした淡い色は汚れが目立ってしまいがちです。


風雨や排気ガス、砂埃など汚れの要因となるものはたくさんあり、放置しておくといつの間にか白い壁が黒ずんでしまうこともあります。


いつまでも美観を維持するためには定期的な外壁の洗浄が必要になってきます。


 


2つ目は、塗装をしやすくするためです。


洗浄を行わずに塗装をすると、塗料を汚れの上にかぶせてしまうことになり、


表面に凹凸が出てきて見栄えが悪くなったり、塗料が剝がれやすくなってしまいます。


また、チョーキング現象による外壁の粉を落としてから行う、という点もあります。


道路の隅にあるガードレールや築年数の経った家の外壁を触ると手に同じ色の粉がつくことがありませんか?


それは、チョーキング現象により外壁が粉を噴いてしまっているからなのです。


粉が付いている状態で塗装してしまう場合もすぐに塗料が剝がれてしまいます。


外壁塗装を均一に行い、かつ塗料をしっかり定着させるには洗浄が必須です。


 


3つ目は、洗浄を行わないと、施工後に油分が浮き出てしまい、塗料が剝がれてしまうからです。


塗料と水は相性がよくありません。今外壁塗装に使われている塗料の大半は水性で、濡れている面には塗装できないからです。


もちろん、以前多く使われていた油性塗料でも濡れていたら塗装はできません。


また、ゴミや粉を取り除いても、しっかり洗浄できていないと下地の油分が上がってきてしまうことがあります。


そうすると、せっかく塗った塗料が剝がれてしまいます。

外壁の高圧洗浄とは?

では、なぜ外壁塗装に高圧洗浄が必要なのでしょうか?

上記での説明した通り、外壁の状態を整え、塗装の持続性を高めるために洗浄作業は重要な作業になります。
外壁の高圧洗浄は、専用の高圧洗浄機を用いて外壁を水流で洗浄します。
これは、特に外壁塗装を行う前に欠かせない工程であり、外壁に付着した汚れや異物を効果的に取り除く役割を果たします。
また、適切な水圧を使用することで、塗装面を傷めることなく、効果的に洗浄することができます。

さらに、作業を進める前に外壁の状態をチェックすることで、目に見えない問題が見つかることもあります。

例えば、
• 細かなひび割れ
• 雨どいや排水設備などの不具合
• 外壁材の反りや浮き
• 外壁内部への水分の侵入 等

自分でやってみよう!とお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、
高所での作業が発生する可能性や衛生面などを考えるとあまりおすすめできません。
また、プロに任せたおかげで目に見えない問題点も早期発見できます。

洗浄作業はとても大切な工程のひとつです。
また、外壁塗装の高圧洗浄の必要性を知っておくことで、信頼できる業者を選定できますので、今回の記事を参考にしてみてください。
もし気になるところがあれば、お気軽に山路建設にご相談ください!