「塗装工事で騒音なんてしないでしょう？」と、思うなかれ。

外壁塗装工事でも、大きな音がするタイミングがあります。

それは、工事前後に行われる足場組立解体の作業です。

足場は、金属のパイプと板を組み立てて、家の外側を覆うものです。

この、組立解体作業では、どうしても金属の「カン！カン！」「ガシャン！」という音が出てしまいます。

このほか、作業員の声、休憩時間のおしゃべり、工事車両のエンジン音など、普段は静かな住宅街がいつもより賑やかになっていきます。

外壁塗料の進化により、塗料の匂いもずいぶん少なくなってきました。

それでも、全くの無臭ということにはなりません。

ものすごくシンプルに説明すると、塗装とは、顔料に溶剤を混ぜた塗料を壁に塗り、その溶剤が乾燥することで壁に色を貼付ける作業です。

※正確にはもっと複雑です

溶剤等の匂いは苦手とする方も多いです。

窓を開けていたり、洗濯物を外に干していたりすると余計に気になるものです。

特に、塗りの過程で周囲に匂いが漂います。

外壁塗装は、高い場所で作業を行います。

作業道具が落ちてこないか？

足場が倒れたりしないか？

機械や足場で、通行人がけがをすることはないか？

お子さんのいる家庭や、日中も在宅される方などは、不安に感じるかもしれません。

見慣れない工事車両や作業員の出入りも、心配する方もいるかもしれません。

これらの問題に対処する対策として、弊社が実施しているのは、作業前の「丁寧なご近所への挨拶まわり」です。

施主様にお任せせず、施工を行う自分たちがご挨拶に伺います。

いつから、どのような工事を行うか。

気になる点があれば、弊社に連絡をして欲しいことなどなど・・・

顔を合わせてご挨拶することで安心感を持っていただき、連絡先もお伝えしています。

「何が起こるのかな」「何かあったら困るな」という心配は、苦情の種にもなります。

近隣の方との人間関係は、スムーズに工事を進めるために大切にしています。

工事中に、弊社が気を付けているのは「整理整頓」と「あいさつ」です。

工事現場をきれいに保つこと。

きちんとあいさつをすること。

もちろん、通常の安全管理はきちんと行います。

当たり前のことですが、道具はコンパクトにまとめ、近隣の皆様とのお付き合いも大切にしています。

近隣の方に「ちゃんとした業者なのだな」と目に見えてわかっていただくことも、信頼関係を構築するために大切だと考えています。