皆さん「シーリング(コーキング)」という言葉を聞いたことはありますか?
外壁塗装などを検討された方は、耳にしたことがあるかもしれません。
建物には非常に重要な部材であるシーリングですが、
日常的にはそこまで注目されるものではなく、
あまり目立たないという事もあり、
その重要性を理解している人というのは意外と少ないのではないでしょうか。
今回は、普段あまり注目しない「シーリング」がどのようなもので、どのような役割を担っているのかをまとめてみました。
シーリングとは、外壁材の継ぎ目を埋める主にゴム状の充填剤のことを指します。
このシーリングを施す事を「シーリング工事」と呼びます。
シーリングは、
外壁材と外壁材の隙間、窓やドアのサッシ周り、浴室の浴槽と壁の隙間など、
住宅に存在するあらゆる隙間を埋めるために使用されるゴム状のパッキンのようなものとして使われています。
主に建物の防水性を高める目的を持っています。
因みに、シーリングとコーキングは同じ意味として使われています。
「油性コーキング材以外は、全てシーリング材に属する」と工業規格で定義されていますが、
現在油性コーキング材はほとんど使われていません。
油性コーキング材を使用していた時の名残で「コーキング」と呼ぶ人がいるということで、
役割などに違いは特にありません。