外壁塗装の見積もりにある『水切り』の項目を見て、「これって何だろう?」と疑問を抱いたことがありませんか?
水切りは、建物にとって非常に重要な箇所にも関わらず、ほとんどの方がその存在をしなかったり、必要性を感じていなかったりしがちです。
今回は水切りとは何かと水切り塗装が必要な理由について解説していきます。
水切りとは、外壁と土台基礎の間に取り付けられている金物のことをさします。物件によっては、外壁の帯板部分や窓サッシの下に水切りがあることもあります。
水切りの役割は大きく分けて2つあります。
水切りがないと基礎コンクリートに雨水が直接当たってしまうため、雨水を吸水しやすくなり、床下に湿気がこもります。そうなってしまうと、シロアリが近寄って来やすい家となり、シロアリ被害に遭う可能性を高めてしまいます。
水切りは、このようなトラブルを防止する重要な役割を担っています。