塗装工事をお願いすると、塗料を塗る前に必ず行われる「下地処理」。
「洗浄」は壁の汚れを落とすのだろうなとは思うけれど、それ以外に何をやるの?
どうせペンキで隠れるのだし、なんだか費用がもったいない・・・。
なんて、思っていませんか?
実は、この下地処理は、塗装の出来の良し悪しを左右する、とても大切な工程なのです!
どんなことをするのか、ご紹介します。
「砂上の楼閣」という言葉があります。
立派な形をしているけれど、砂で作られた脆いもの。
下地処理をしないで塗装をするというのは、まさにその「砂上の楼閣」です!
塗装は、とても薄いペンキの膜で、壁や屋根を覆う作業です。
ラップ並みに薄い膜ですので、壁本体のデコボコがはっきりと表面に浮き出てしまいます。
しかも、壁をきちんと処理していないと、その膜がきちんと張り付きません。
表面だけ塗っても、全くきれいな仕上がりにはならないのです。