株式会社山路建設
東京都練馬区中村1-10-20
0120-970-039受付時間:平日 9:00~18:00

Columnコラム

外壁劣化のサイン

住宅外壁は、塗装が傷んでしまうために定期的なチェックと塗り直し(10~15年)が必要です。

ところで、塗装が「傷む」「劣化する」とは具体的にどのような状況をいうのでしょうか?

主なものをいくつかご紹介をします。

色あせ

紫外線の影響によって、塗ったときの色よりも白っぽくなってしまう状況です。

「色あせ=危険」というわけではありませんが、美観が損なわれてしまいます。

また、塗膜(ペンキの膜)が劣化してきたサインになります。

ヘアクラック

塗装面にできる、髪の毛のような細さのひび割れのことです。

とても細いヒビですが、ここから雨水が壁の内側に染み込んでしまいます。

壁の内側には防水シートが貼ってありますので、すぐに問題は起きませんが、防水シートの傷みやカビの原因にもつながります。

また、放置するとクラックの幅が広がって、より大きなヒビになってしまいます。

塗装のはがれ

塗装した部分がはがれて、下地が見えている状態です。

かさぶたが剥けるように一部がはがれます。

この部分から雨水がどんどん染み込んでしまいます。

チョーキング

壁の表面を手で撫でたときに、手のひらに白っぽい粉が付く状況です。

壁全体にチョークの粉が吹いているように見えることから、「チョーキング」と呼びます。

塗膜の表面が傷んでいる証拠です。

こうなると、塗膜は「家を守る」という本来の効果を発揮できません。

早めに塗装の塗り直しをしましょう。

シーリングのひび割れ

外壁材の接合部にある、ゴムのような部分をシーリングと呼びます。

2つの部材をしっかりつなぎ合わせて、雨水の染み込みを防ぎます。

外壁の材料によっては、壁全面にあみだくじのようにシーリング跡がある場合もあります。

「あみだくじの跡はないよ」という方も、窓枠の縁などにみられる場合があります。

この部分も、ひび割れたり、やせ細ったりしてきて、雨水が染み込む原因になります。

塗装の傷みよりも、シーリングのひび割れの方が先に起こる場合がありますので、チェックしてみましょう。
まとめ
主な外壁劣化のサインをご紹介しました。

外壁の傷みのサインは、外壁の材料によって異なります。

これは大丈夫なのかな?と、不安なときは専門家に相談してみましょう。