
昨今は暑い日優勢で秋も足早に去っていき、めっきり寒い日が続くようになりました。
季節の変わり目に私たちが体調などを整えるように、
快適に過ごすためには、冬を迎えるための点検とお手入れが欠かせません。
そこで今回は、冬前にしておきたい家のメンテナンスについてご紹介いたします。
冬が家を傷めてしまう、という発想は、あまりピンとこないかもしれません。
豪雪地帯や酷寒の地の家などをイメージすると分かりやすいかもしれません。
大量の雪による重み、気温低下による氷、気圧差による強風、
寒さ対策のために家を温める暖房がもたらす結露等々、
豪雪地帯でない都市部でも、冬はじわじわと建物を蝕むものが増えてきます。
朝晩の冷え込みが強まるこの季節、
暖房の準備はしたけれど、家の外回りはそのまま…なんてこと、ありませんか?
外壁や屋根は、冬のダメージを最も受けやすい部分です。
上雪や氷、凍結による小さなひびや汚れが、春先に雨漏りや劣化トラブルとして現れることも少なくありません。
また、「高気密高断熱だから安心」と思われる方も、性能を長く保つには、やはり定期的なメンテナンスが重要です。